概要
SN SystemsのTunerは、プログラムの挙動をキャプチャーし可視化するツールで、コード中のコンフリクトやボトルネックを無くすことができます。推測の部分を少なくし、高性能なゲームソフトを作ることができるようになります。
Tuner製品は、わかりやすくビジュアルな形でありながらとても詳細な情報を提供する高度なユーザインタフェースをもっています。Tunerを使うためにゲームコードを変える必要はなく、リリース用に最適化されたコードでも動作します。
キャプチャーしたデータは格納しておいて後で別のキャプチャーと比較することができます。コードを変更したことでゲームソフトが速くなったかどうかを素早く効率的に知ることができます。
機能と利点
クリックするとその詳細が表示されます。
- ソースの修正は不要
Tunerは手間のかかるソースコード変更が不要で、最適化されたリリースコードでもすぐに動作します。
- 複数のデバッグ形式(ECOFF/STABSとDWARF)に対応
TunerはさまざまなPS2ツールベンダーによるELFファイルを解析することができます。ECOFF/STABS (ProDGおよびGNU)とDWARF (CodeWarrior)のデバッグフォーマットを組み込んでビルドされたELFをサポートします。
- リアルタイム・データキャプチャーとインスツルメント機能
Tunerはゲーム中でもリアルタイムにホストPCにデータをキャプチャーすることができます。インスツルメント機能により、ゲームの実行に影響を与えることなく、指定された関数の正確なタイミング情報を得ることができます。
- フレームごとの解析
データをフレームごとに解析し、あとで最適化されたコードと比較するためにセーブしておくことができます。
- 強力なデータキャプチャー
キャプチャーされるデータには次のようなものがあります。サイクルカウント・タイミングの絶対値、命令カウント、パイプライン利用率、DMA利用率(0-9)、IキャッシュとDキャッシュのミス、アドレスバス・ ビジー、ロード/ストアアクセスの合計、低位と高位ブランチカウント、ライトバック・バッファフル、発生した割込み、垂直ブランクとパス同期、プロファイル関数の使用。
- 高度なユーザインタフェースと可視化グラフ
ゲームの動作中にどの関数についても非常に詳細な実際のランタイム・パフォーマンス・カウンタ値を得るためのコードに必要なのは関数名を単に指し示してクリックするだけです。
- 複数のユーザマーカー
複数のユーザマーカーによりコードのセクションにズームインし、サブシステム間のやりとりや性能測定データを可視化することができます。
- コード・パフォーマンス・ポインタの可視化
Tunerはハードウェアが遅くなるところやトラップを表示し、ボトルネックをなくしたりキャッシュミスの量を減らしたりすることでコードの実行を速めます。
- 設定可能なデータ収集レート
Tunerがその測定値を得る頻度を調整できます。与える影響を少なくするにはサンプルを減らし、データ量を増やすには頻度を増やします。
2003年7月16日にリリースされたv1.3.0の新機能:
- フィル/サーキュラー・バッファサポート - 64K以上のフレームをキャプチャーすることが可能(Load Elfダイアログでバッファサイズを指定)
- 新しいソース/逆アセンブル・ペインで、ソースがなくても関数の逆アセンブルを見ることが可能
- Source Viewにはタブ付けされたソースファイルが含まれるようになりました
- 強化された関数インスツルメント - 子供の関数もインスツルメント可能になりました
- 関数パッチのダイアログが新しくなり使いやすくなりました
- データセットのロード用にコマンドラインがサポートされました
- view orientationやsync-to-gameviewなどのよく使われる設定が持続
- sntuner.irxは不要に
スクリーンショット
サムネールをクリックするとスクリーンショットが拡大表示されます。
必要なシステム
- Windows 2000またはXP Professional
- PlayStation®2 Development Tool DTL-T10000/DTL-T150000.
- ネットワークカード
価格
詳細はcontact@snsys.com までお問い合わせください。